はじめに
今回は「良いプロンプト」ということで、「良いプロンプト」とは何か?というと、自分が狙った画像を出すことができるプロンプトという定義にさせていただきます。
「ShowCaseでプロンプト見れるで〜」や「画像からプロンプト出す機能あるやん」という声もあるかと思いますが、自分の頭の中にある想像した画像を出したい時は、それらは使えません!
そんな時のために私が普段どのように、学習しているかという内容を共有いたします。恐縮!
画像からプロンプトの逆引きで学習
今回はMidjourneyを使いました。
describeコマンドで画像からプロンプトを出力する機能を使って、「この画像を出すためには、こういうプロンプトがええんや〜」ということを学習します。
上のフリー画像を入力すると下記のプロンプトを得ることができました。
man standing on a log near a lake, in the style of gray and emerald, whistlerian, symmetry and balance, i can't believe how beautiful this is, adventure themed, clear edge definition, paint dripping technique
出力されたプロンプトを構成する要素は下記です。
▶︎「man standing on a log near a lake」:湖のそばの丸太の上に立つ男性 ▶︎「in the style of gray and emerald」:グレーとエメラルドの色調 ▶︎「whistlerian」:ホイッスラー風 ▶︎「symmetry and balance」:シンメトリーとバランス ▶︎「i can't believe how beautiful this is」:これほど美しいと信じられない ▶︎「adventure theme」:冒険をテーマにした ▶︎「clear edge definition」:鮮明な輪郭の定義 ▶︎「paint dripping technique」:ペイントが垂れる技法
どうでしょうか?
「man standing on a log near a lake」くらいは思いつきますが、その画像を作る際に「i can’t believe how beautiful this is」はなかなか思いつかなくないですか、、!?
意外とこういう角度からの要素がクリティカルだったりします。
それから、「in the style of gray and emerald」これは重要です。全体の色味を指定することです。
上の画像を見て、全体的な色味を「グレーとエメラルド!」と言えるように普段から己の眼の鍛錬を怠らないようにしましょう!
では、そのプロンプトで出力した画像を見る、、前に!前に!
describeでプロンプトを得る前に自分で適当にプロンプトを入力して、上記のイメージを出力しようとした結果をお見せいたします。
後のdescribeで得たプロンプトで出力した画像と比較してみてください。
なんとなく構図をタラタラと入力しただけではこのレベルです。
雰囲気がまだまだ遠い印象です。ちなみにその時のプロンプトは下記です。
Low-angle Shot, Photo-realistic , Man standing on top of a single fallen tree at Green pond, coniferous forest in foreground, snowy mountain range in foreground, cloudy sky, hyper realstic, octance render, 32K
次に、describeで得たプロンプトで出力した画像がこちらです。
いかがでしょう?
かなり、雰囲気がイメージの画像の通りになっていると思いませんか?
含めるプロンプト要素でこうも変わるものかと驚きます。
逆引きで得たプロンプトの構成で画像生成してみる
次にプロンプトの逆引きで得たことをもとに、自分でプロンプトを考えながらイメージ通りの画像を出力していきます。
この画像が頭に浮かんだという想定で、describe等使わずに、プロンプトを組んで画像生成をしてみました。
で、出力できた画像が下の画像です。
いかがでしょうか?
かなりイメージに近い構図と雰囲気の画像が出力できました。
全体的な色味や、構図以外の雰囲気を表すワードなどを入れました。
とても学びが多いので、皆様も是非このイメージの画像を出せるか挑戦してみてください!
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